ペーパーボドゲ「シンメトリー美容室」のルール説明・遊び方

目次

ゲームの概要

「シンメトリー美容室」は、2人で遊ぶ協力型のゲームです。
サイコロを振って出たお題に沿って、ゲーム用紙に描かれたヘアモデルの髪を切ることを目的としたゲームです。
協力要素としてゲーム開始時に用紙を縦に半分に切り、一人は左半分、もう一人は右半分の髪型を担当します。
お互いに相手の作業を見ないようにして、お題に合った髪型を作り上げます。
2人とも髪型を完成させたら、一斉に「せーの」と言ってゲーム用紙を合わせ、左右対称の髪型が完成しているか確認します。
お互いの協力と想像力が試されるペーパーボドゲ、「シンメトリー美容室」の開店です!

お題「ヤバい歌手」
お題「マッチョな芸人」
お題「センスの良いお姉さん」

プレイ可能人数

2名

※3名以上でプレイできる遊び方もあります。ページ下の「遊び方<応用編>」をご覧ください。

用意するもの

必須

  • サイコロ
    • プレイヤーの数にかかわらず、1個あれば十分です。
  • ハサミ
    • ハサミはプレイヤーごとに1つ用意して使ってください。

あると楽しいもの

  • 筆記用具
    • 無くてもゲームプレイは可能ですが、あればよりゲームを楽しむことが出来ます。
    • 用意する場合は、人数分用意して1人1本で使用してください。

遊び方<基本編>

ゲームの流れ

用紙の準備

1回のゲームで1枚のゲーム用紙を使用します。ゲーム用紙は縦向きで使用します。
用意ができたら用紙を二等分します。
ゲーム用紙に書いてあるキリトリ線を参考に、縦方向に切り取ってください。

お題の作成

どのような髪型にするかを決めるために、お題を作成します。
お題はサイコロを振って決定します。お題は上の句の単語と、下の句の単語を繋げた形となります。
例えば「派手な/芸人」、「おしゃれな/おじいさん」、「新しい/アイドル」のような形です。

お題となるワードは以下の表を参照してください。
お題を決めるときには、上の句・下の句ごとにサイコロを2回振って決めます。

上の句
参考例

1回目に振ったサイコロの目が2、2回目に振ったサイコロの目が4の場合は「シブい」となります。
1回目に振ったサイコロの目が4、2回目に振ったサイコロの目が2の場合は「チャラい」となります。

下の句
参考例

1回目に振ったサイコロの目が3、2回目に振ったサイコロの目が5の場合は「歌手」となります。
1回目に振ったサイコロの目が5、2回目に振ったサイコロの目が3の場合は「おじさん」となります。

また、ゲーム用紙に描かれている髪型はロングヘアーですが、女性の髪型限定というわけではありません。
もしお題が出来た際に、例えば下の句の単語が男性か女性かでイメージが変わりそうな場合は、あらかじめカットを始める前に相談して決めておきましょう。
他にも下の句が「スポーツ選手」だったらどんなスポーツをやっているか、「主人公」だったらどんな物語かを追加で決めても構いません。

ゲームに慣れてきたら相談せずに各自で決めるなど、難易度調整の要素として活用してください。

ヘアカット(髪型の作成)

お題が決まったら、実際にゲーム用紙を切ってお題からイメージされる髪型を作成します。
切ることができる領域はオレンジ色の部分です。白色で表された顔や首、胴体の部分は切らないようにしてください。

ヘアカット中は、相手の作業を見ないようにして進めてください。
ヘアカットの進み具合などの会話のやり取りは構いませんが、ヘアカットの内容が分かってしまう会話はしないようにしましょう。

さらに、ヘアカット後に筆記用具を使って顔の部分に表情や特徴となる要素を書き足すと、次の結果発表時により面白い結果が期待できます。
また、前髪はセンター分けとなりますが、切った紙の余りの部分を使って前髪を作成することもできます。

お題に応じて創意工夫してみましょう。

結果発表

2人ともヘアカットが終わったことを確認したら、お互いに切ったゲーム用紙をつなぎ合わせて確認します。
左右対称の見た目になっているかを判定しましょう。また、お互いにどのような意図でそのような髪型にしたかを発表し合い、見た目や方向性、雰囲気などの観点から同じイメージを共有していれば成功です。

逆に左右非対称(アシメトリー)の全く違う髪型が出来上がった場合は失敗となります。
とはいえ、その場合は独創的な髪型が完成しているかと思いますので、その髪型に対して逆にお題を考えてみたり、新たにカットを加えてさらなる独創的な髪型を作り上げてみるのも面白いかもしれません。

遊び方<応用編>

応用編も基本編と同様にお題に合わせて髪型を作成するゲームです。
応用編の場合は、2名以上でのゲームプレイが可能です。

基本編と同様にお題はサイコロを振って決定します。
しかし、基本編と大きく異なるのは、1人で1枚のゲーム用紙を使用してプレイします。
1人で右・左の両側の髪型を担当してお題に合うような髪型を作成し、結果発表時にプレイヤー全員で見せ合って、誰が一番お題の髪型に近いかをお互いに審査し合います。

【作例】「あやしい/お坊ちゃま」

例えば4人でプレイする場合は、1人が審査委員長となって3人がヘアカットを行っても良いですし、4人全員でヘアカットを行って、結果発表時に会議をして誰が一番良かったかを多数決で決めるという方式でもプレイが可能です。

参加者に応じて、参加人数や遊び方を変えてみてください。

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