福岡県糸島市・箱島神社の鳥居から祠までの道のりを映像にしてみた【3D Gaussian Splatting】

はじめに

福岡県糸島市にある箱島神社の参道を映像化しました。スマートフォンの手持ち撮影動画をもとに、Nerfstudioのsplatfacto(3D Gaussian Splatting)を使って3D化を行っています。

場所について

箱島神社はGoogleMapで調べるとJR筑肥線の一貴山駅が最寄りとサジェストされます。
ただ、一貴山駅から箱島神社までは公共交通機関はありません。駅前では車をほとんど見なかったので、タクシーが来る可能性もほとんど望み薄かもしれません。逆に海岸線は車が多くなり、歩道のない道が続きます。

今回は羅漢川の方から回り込んで進むルートを選びました。
途中で雑貨やインテリアを取り扱うお店が並ぶエリアがあるので立ち寄りつつ、海岸線は途中で砂浜に降りられる場所があったので、そこから海沿いに歩いていきました。

鳥居から祠までは2分程度ですが、結構高低差があって足場も悪いです。ですから、ヒールのような歩きにくい靴だと大変だと思います。滞在時間は15~20分ほどでした。

Nerf・3D Gaussian Splattingについて

Nerf(ニューラル・ラディアンス・フィールド)は、写真や動画から3D空間を再現する技術です。
画像を分析し、ニューラルネットワークを用いて物体の立体的な形状を学習します。これによって、たくさんの写真に写っている景色から立体的な形状を作り出して、コンピュータ上で表現することができます。

3D Gaussian Splattingも同様に写真や動画から3D空間を再現する技術です。その方法は異なりますが、Nerfよりも軽量で、かつ見た目の再現力が高い表現ができます。

撮影方法を工夫する必要はありますが、これらの技術を使うことによって好きなアングルから好きな景色を見ることができるようになります。映像やゲーム制作などと組み合わせる方法も開発されてきており、これからよりこの表現を目にする機会が多くなると思います。

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